О脚の原因
О脚になる原因は様々です。人それぞれに足の使い方や生活習慣の違いからこれだけが原因だ!とは言えません。О脚を招くいくつかの原因について解説していきます。
筋機能の低下とは、筋肉の働きがうまく機能しなくなっていることをいいます。
筋肉の機能が低下するとその筋肉の働きにいろいろなことが起こります。
1、筋力が低下する
2、筋力が低下するのでその筋肉をうまく使えない
3、その筋肉に流れる神経機能が低下する
4、酸素欠乏を起こし、筋肉が硬くなる(筋肉は硬くなるが筋機能としては低下しています)
5、血流が悪くなり、乳酸がたまりやすくなっているので疲れやだるさを感じやすい
足の筋肉とО脚は深いつながりがあります。О脚のほとんどは筋肉が関係しています。
内転筋群の筋機能低下による問題
内転筋とは恥骨から始まり膝と脛骨、大腿骨がぶつかる膝関節のあたりまでに付着している筋肉のことです。
内転筋はその名の通り、足を内側に動かす作用の筋肉です。
この筋肉が正常な機能を果たしていれば足を内側に動かしまっすぐできるのですが、内転筋の筋肉が機能低下を起こしていれば足を内側に動かしくことが難しくなります。
つまり、内転筋の筋機能低下は足を閉めることが難しくなるためО脚になる原因につながるのです。
イスに座っている時に膝と膝をくっつけず、気がつくといつも足が開いた状態になるクセがあるとそれが原因でО脚を作ってしまいます。
さらに、内転筋の筋機能低下はホルモンバランスの乱れとも関わりがあるため、生理痛、生理不順などにもつながるのです。
殿部筋群の筋機能低下による問題
殿部筋群とはおしりにある3つの筋肉(小殿筋、中殿筋、大殿筋)のことをまとめていいます。
他にも梨状筋という仙骨から大腿骨頭まで付着している筋肉もあります。
この殿筋群が筋機能低下を起こし緊張や弱化が起こっていたりするとうまくお尻に力が入らなくなり、それがО脚の原因につながっていきます。
殿部筋群の筋肉機能を復活させ、弱化や緊張を取り除いていくことでお尻に力が入るようになり足のバランスも整っていきます。
大腰の筋機能低下による問題
大腰筋とは腰の1番から股関節まで付着している大きな腰の筋肉です。
特に姿勢維持に重要な役割を果たす筋肉でもあります。
この筋肉が機能低下を起こすと姿勢不良や骨盤の歪みにつながり、股関節が外側に開いてしまう状態が起こります。
大腰筋の筋機能低下による姿勢不良、骨盤の歪み、股関節の外側変位がО脚の原因にもつながります。
外側の足の筋緊張による問題(大腿筋膜張筋、前脛骨筋)
内側の筋肉が筋機能低下を起こし足が外側に開くことでカラダ全体の体重軸はまっすぐな位置にかかるのではなく、足の外側に負荷がかかってきます。
足の外側に負担がかかると外側に付着している大腿筋膜張筋、前脛骨筋、外側のふくらはぎの筋肉が緊張を起こし、硬くなります。
外側の足の筋緊張は体重軸の乱れによる足のだるさ、疲れを常に感じるようにさせます。
このような場合、体重軸をまっすぐな位置に戻す必要があります。
はじめに、当院で行うО脚矯正での骨格アプローチはあくまで骨格の形を変えるわけではなく、動きを失った骨格に対して動きをつけて歪みを整えることが目的であることをご了承下さい。
なので、先天的に足の骨が曲がっていたり変形している場合はО脚矯正は行えません。
あくまで当院のО脚矯正による骨格アプローチは、骨に動きをつけてバランスを整えることです。
それでは本題に入ります。
О脚と骨格についてのつながりを説明していきたいと思います。
О脚と骨盤の歪み
骨盤の歪みはО脚につながります。
骨盤はカラダの土台です。その土台となる骨盤の歪み方も左右前後の歪み、ねじれるような歪み、開いている歪みなど様々ですが、どん歪み方でも足に影響を与えてО脚を作り出します。
巷では、雑誌や本、テレビなどを通して様々な骨盤体操やエクササイズが取り上げられていますが、骨盤の歪み方は人によって違うため、自分の骨盤の歪みに合ったエクササイズでなければ悪化することもあります。
そのため一番大切なのは骨盤体操ではなく、自分の骨盤の歪みはどんな歪みなのかを知ることが一番重要なのです。
そして、その歪みに適した体操を行うことで本来の正常なバランスを保つことが可能になるのです。
О脚と足の歪み
О脚は骨盤だけでなく、足の関節の歪みも起こします。
股関節の歪み、膝関節の歪み、足根関節の歪み、大腿骨の歪み、脛骨の歪みなど・・・・
足の歪みがあると体重軸のバランスが狂うため、膝が疲れる、足首が疲れる、かかとが痛いなど、片足に過度な体重負担がかかることで起こる足の疲れ・痛みなどの症状も出てきます。
こうした足の歪みを無理なく整えていくことで各足の関節の動きがスムーズになり、体重軸のバランスも整い、足の疲れ・痛みが解決されます。
筋肉・骨格の歪みを起こす原因は生活習慣にもあります。
カラダのバランスを乱す生活習慣を改善していくこともО脚改善へとつながります。
足を組むクセがある
イスに座っている時など、知らず知らずのうちに足を組んでしまってはいませんか?
足を組むクセが無意識の状態に入り込んでいると骨盤や股関節に歪みが生じやすくなります。
そして、そのような悪い姿勢が正常な姿勢だと脳が認識してしまい、О脚が正常な足だと思ってしまうのです。
足を広げて座るクセがある
イスに座っている時など、両側の足をくっつけずに外側に足を広げて座っていませんか?
足を組むクセがある人と同様に骨盤や股関節に歪みが生じやすくなります。
運動不足による筋力低下
足を使わないでいると足の筋肉が運動不足になります。
足の運動不足は、足・殿部の筋機能低下を招き、О脚につながります。