自律神経失調症でお越しになったクライアントさんの症例をご紹介します。
Aさんはインターネットの検索で当整体を見つけて来られました。
Aさんは2年ぐらい前に仕事やプライベートと大変なことがいろいろ重なり精神的にも肉体的にもずいぶんつかれた時期だったそうです。

その時期辺りをきっかけに眠れない時期が続くようになり「不眠気味」の生活が続くようになってしまったのです。
不眠気味の生活が続けば私たち人間の自然治癒力の働きもどんどん下がってきます。案の定、Aさんの体にもいろいろな症状が出てきたようです。
いつもお腹の調子が悪く便秘や下痢を繰り返す、思考力の低下、すぐにイライラする、生理不順、のどがつかえるような息苦しさ、胸にハリを刺されたようなズキズキとした痛み、その他にも様々な症状が出てきたそうです。

そして専門機関で言われたのが「自律神経失調症」とのことです。
病院では強いお薬をたくさんもらいました。カラダも心もお薬を飲んでいる時はとても調子が良くなるそうです。
ですが、調子が良くなったからと言ってお薬を飲まないでいるとまた体の調子が崩れてくるようです。
その時、頭の中で、ふと「お薬にずっと頼って生きていく自分が怖い!」と強く感じたそうです。
そこで「薬に頼らないでどうにかしなければ!」と考えるようになったようです。

自律神経失調症の症例

自律神経失調症へのキネシオロジー スタート!

自律神経失調症は「心の風邪」です。
自律神経失調症は自律神経のしくみを知ることがとても重要です。
まず「自律神経失調症」は直らない症状ではありません。

ほとんどの方が自律神経のしくみを知らずにいるから「自律神経失調症になったら大変」と思うでしょう。 「自律神経失調症」と言われた方も自律神経のしくみを「ちゃんと理解できているか?」と言うとほとんどの方が知っていません。

そしてしくみを知らない、理解していないから「大変な症状」だと思ってしまいます。
自律神経失調症はカンタンに言ってしまえば心の風邪のようなものです。
「風邪」と聞いて大変だと思う人はあまりませんよね?「風邪」が直らない人はいません。

自律神経失調症も「心の風邪」ならば直らない人はいません。
だから安心して下さい!風邪をひくのも時には必要になる時があります。
私たち人間の自然治癒力の働きを活発化させるために時には「発熱」することも必要です。

「心の風邪」も同じです。
私たちの「心」の成長、「気づき」、「身体へのブロック」、私たちの「心の様々な気づきを与える」ために時には「心の風邪」も必要です。
例えばあなたの「初恋」を思い出してみてください!胸が苦しくなったり食事が喉を通らなかったりボーっとしたりなりませんでしたか?

実は「恋」をしたときの状態も自律神経失調症みたいなものです。
逆にフラレタ時なんかも胸が苦しくなったり食事が喉を通らなかったりします。
この状態も自律神経失調症みたいなものです。
「恋」も自律神経失調症のようなものなら自律神経失調症は「心の風邪」ということです。

つまり恋愛に例えるなら「恋」してもフラレてもそこに何かあなたにとって「成長できるもの」「気づくこと」があるわけです。
自律神経失調症になったのもあなたにとって「何か成長できること」「気づくこと」があるからです。

チャクラの調整

自律神経失調症には「フィシオエナジェティック」という最新のキネシオロジーでアプローチしていきます。 まず「フィシオエナジェティック」によるARテスト(腕長反応)で調べていくと一番最初に出てきた反応は「チャクラ」というレベルです。
「Aさんのチャクラのどこに問題があるか?」詳しく調べると反応は第5チャクラにあります。第5チャクラは喉の部分にあたる場所です。

チャクラは人間の正中線上に7つあるインドのツボのようなものです。そして7つあるチャクラはそのチャクラごとに「色」「音」「気づき」「姿勢」など1つずつ違う意味をもっています。
そして東洋医学の経絡(気の流れ)と同様にチャクラもスピリチュアル(魂や心、感情など)な世界と深く結びついています。

Aさんの第5チャクラへのアプローチとしてAR反応が出した答えは「アファメーション」「音」の2つでした。
そこで第5チャクラに対して「チャクラオンサ」というチャクラ専用のチューニングフォークを使って「音」で癒していきます。
さらに「アファメーション」と言われる第5チャクラに対しての「肯定文」をAさんに声に出して読んでもらいます。

「アファメーション」はその人にとっての「魂の気づき」にもなれます。
ここでAさんから「なんだか良く分からないけど、急に心の奥につかえていたものがスッキリしてきました!」とのことです。

生体化学アプローチ

次にAR反応が示した反応は「生体化学物質」という反応です。
そのレベルの中で「カンジタ菌」に反応しています。
「カンジダ菌」は真菌というカビの一種に属する菌です。

あまり知られていないですがカンジダ菌が体内に潜んでいるとその人の「感情面」がカンジタ菌によって支配されてしまうことがあります。
カンジダ菌に支配されてしまうとワケも分からず「イライラ」したりチョコレートなどの甘いものが常に欲しくなります。
ちなみに問診の段階でAさんにそのような傾向がありましたが実際、本当に「カンジタ菌」に「反応」してしまいました。

カンジダ菌は身体のあちこちに常在しています。このカンジダ菌が異常繁殖すると「カンジダ菌」に体が支配されてしまうのです。
そこで「カンジダ菌」を「除去するのに良い」とされる数種類のハーブの中からAさんの体が必要としているのは「ゲルマニウム」というハーブでした。
Aさんにはこれから必要な期間だけ「ゲルマニウム」をとってもらうことを説明します。

メンタルアプローチ

Aさんの自律神経失調症の裏にはまだまだ違う問題が隠されています。次にAさんの体が答えた反応は「感情」のレベルです。では「何の感情に原因があるか?」さらに詳しく調べていくと「罪悪感」に反応します。それは自分自身が何も出来ないという「罪悪感」のようです。

この「罪悪感」という感情への癒しとなるアプローチをAR反応で尋ねると「ESR」という答えでした。
「ESR」はおでこに手をのせて「脳の思考を整理する感情セラピー」です。
Aさんが「罪悪感」という感情に対して「どうしたいか?」という目標を決めて「ESR」を行っていきます。

すると急に泣き出してしまいました。Aさんいわく「自分ですべてを溜め込んで1人で心の葛藤をしていた」らしいのです。
そのような感情が解放され始めたことで、自分でも止められず急に泣き出してしまったようです。
その後ずいぶんと気持ちがスッキリしたそうです。

背中へのアプローチ

ここまででAさんの「心と体」は最初に比べ、ずいぶんと快復に向かってきています。ですがまだまだカラダは硬いままです。
背中を調べてると「呼吸が浅くなっている」ことが分かりました。さらに首の筋肉全体が緊張していて可動域が少なくなっています。

そこでカイロプラクティックによる手技で背中を整え、首に可動性をつけていきます。
その後、Aさんに「呼吸の確認」「首の動きの確認」をしてもらいます。
すると「息が吸いやすいです!首が回りやすくなった!すご~い、なんか視界も広くなった感じがします。」とのことです。

まとめ

Aさんにはその後、専門機関と当整体を併用しながら通っていただきました。
当整体での施術を重ねるごとに徐々に「体と心」を回復され、お薬の量も徐々に減っていきました。 そして今ではお薬なしでも正常になりみごとに自律神経失調症を克服されたのです!!

このように自律神経失調症は少し時間はかかりますが良くならない症状ではありません!
Aさんの自律神経失調症の大きな原因は「気持ちを外に吐き出せない自分自身への罪悪感」でした。
そして施術を受けるごとに「自分に対して様々な気づきが得られた」ようです。そしてAさんはみごと自律神経失調症を克服されたのです。