手技へのこだわり

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どんな業種でも人それぞれにこだわりを持っていると思います。
そのこだわりは施術を受けるクライアントさんにはほとんど分かりません。

でも1つ1つにこだわる理由を持っているのがプロだと思います。
そんな当整体院のこだわりをお伝えします。

適切なアジャストメントへのこだわり

モーション

アジャストメントとはカイロプラクティックの代表的なボキボキと音が鳴る矯正のことです。
アジャストメントは関節への刺激を介して神経バランスを整えることを目的としています。

アジャストメントが成功すると関節可動域が増加し、神経が刺激されるのですが、適当にやってしまうととても危ないアプローチになってしまいます。
本来であればモーションパルペーションという関節がどういう状態になり動きが悪くなっているか?という検査をして、その方向に沿ったアジャストメントを行います。

パフォーマンスなのかは知りませんがそれを無視してボキボキと関節が鳴るところを全部鳴らすかなり危険な施術院も存在します。

当院はモーションパルペーションによって導き出された動きの悪い関節のみをアジャストメントするカイロプラクティック理論に則った方法で矯正していきます。
そうすることでアジャストメントの刺激がカイロプラクティック本来の意味を持ち、危険を伴うことなく的確に神経バランスが整っていくからです。

ガンステッドテクニックへのこだわり

カイロプラクティックテクニック

ガンステッドテクニックとはカイロプラクティック最高峰の矯正術と言われているアジャストメントです。
似たようなテクニックとしてディバーシファイドテクニックがありますが、習得する難易度が全くの別物になります。

ガンステッドテクニックはレントゲンによる関節面の分析、ナーボスコープによる体表温度分析、モーションパルペーションを用いてアジャストする脊柱を決定していきます。
ガンステッドテクニックの習得が難しいとされる理由は棘突起という脊柱の真ん中にあるボコボコした骨を前方・回旋・側屈の3方向を同時に矯正するのですが、これが難しいのです。

セットアップ、肘の方向、体重のかけ具合、ドロップ方向、接触位置などすべてを一致させてアジャストメントしなければなりません。
なので1つ1つの動作を丁寧に行う必要があり、しっかり決まればアジャストメントを行う前のセットアップの段階で決まったことを確信できます。

抜刀する前に抜刀されているようなまさに職人によるアジャストメントを行います。
アジャストメントは熟練された先生ほど見た目はカンタンにやっているように見え、無駄のない動作と少ない圧で行うため痛みを伴うことはありません。

触れ方へのこだわり

触れ方

クライアントさんのカラダに触れることにもこだわります。
施術での触れ方、検査での触れ方、触れ方1つでもカラダへの影響は大きく変わります。

術者が緊張した状態で強い触れ方をすればクライアントさんのカラダが緊張してしまうため良い施術刺激が伝わりにくくなります。
良い施術をしても刺激がうまく伝わらなかったら非常に勿体ないことです。

そのため、クライアントさんの呼吸に合わせながらスッと優しく手を置くように検査も施術も丁寧に触れていきます。
クライアントさんのカラダの中の細胞がリラックスできるような触れ方です。

そうすることで少ない刺激でもカラダの深い部分まで刺激を伝えることができます。

伝統的な手技へのこだわり

アジャストメント

当院オリジナル手技など独自で考えたテクニックや方法論ではなく、しっかりした歴史と偉人達の研究によるバックボーンがあり、今も研究されている伝統的なカイロプラクティック、オステオパシー、キネシオロジーによる手技を行っています。

オリジナルを作り出すことは0から1を生み出す作業でもあり、全部自分で研究して結果を出さなくてはなりません。
そんな労力は大変ですし、そんな一個人が考えた理論など世界基準では認めらることはありません。

それよりも世界で認められているカイロプラクティック、オステオパシー、キネシオロジーを学び、習得した方が早いです。
カイロプラクティックは特定的な関節部分を介して神経バランスを整えるスペシャリストです。
オステオパシーはカラダ全体を1つのユニットとして捉えていく手技療法です。
キネシオロジーは応用運動学をベースにした手技療法です。

伝統的な手技にこだわるのは圧倒的なバックボーンがある信頼です。
使いこなし熟練すればするほど、精度が増し、色々なことが見えてきます。
同じことをやっていても理解度によって見える景色が変わってきます。

自然治癒力を高めることにこだわる

カラダを治しにかかわるのではなく自然治癒力の働きをジャマしている要因を取り除き、自然治癒力本来の働きを取り戻していくことを目指しています。
本来持っているその人の自然治癒力のポテンシャルを引き出すのが手技療法家の役目です。

治すのは術者ではありません。あくまでクライアントさん自身が本来持っている自然治癒力が自分自身を整えるのです。

術者が行う手技はそのきっかけに過ぎません。
術者が治す意識を持つと立場がクライアントさんよりも上になってしまいます。
おごらずクライアントさんと対等な関係でいるためにはこの考えから外れてはいけないと感じています。

知ってもらうことにこだわる

どんな状態になっているか?をお伝えします

どんな状態か?の説明

クライアントさんが今、どんな状態になっているか?知ってもらう必要があると考えています。
「ここの筋肉が硬いですねぇ~」という会話ではなく必要なのは「この筋肉が硬くなっているのはこういう原因が考えられます」という具体的な内容です。

具体的な内容をお伝えすることによってクライアントさんご自身でも日常生活上で意識すること、気を付けることがより明確になるのではないでしょうか?

施術してカラダを整えても、自分自身でカラダを乱す元を正さなければまた繰り返すことになります。
そういうことも含めてなるべく自分自身のカラダの状態を知ってもらうために説明にはおもむきを置いています。

その部分に施術を行う意味をお伝えします

どんな状態か?の説明

腰が痛いから腰を揉むのではなく、その痛みの原因にアプローチするのがフジサワカイロプラクティックです。
そのために検査によって導き出された答えから色々考察して原因を探ってアプローチします。

「腰が痛いのになんで違う部分をアプローチするの?」と思ってしまうクライアントさんもいるため「腰が痛いのは股関節が硬くなっているため腰の筋肉が股関節の硬さに引っ張られて痛みが起きていると考えられます。なので股関節に粘弾性が出てくる施術を行い、股関節の環境を整え、可動域を拡げることによって症状が楽になっていきます!」というような、1つずつしっかりとした意味をなるべく分かりやすく噛み砕いてお伝えしていくことを心がけています。

そういう説明を聞いているだけでも「何のために?」「どういう意味を持った手技をしているのか?」がクライアントさん自身でも分かるので自分のカラダ環境がイメージしやすくなると思います。

原因追究へのこだわり

手に解剖学を宿らせる

手に解剖学を宿らせる

解剖学を勉強している手でカラダを触れていくと「この組織の下には何があるのか?」が見えてきます。
組織の場所が分かると自然に、悪い部分に対してそこに手が触れることができるようになっていきます。

これが手に解剖学が宿る状態です。

触ると分かるとはこういう状態にまで達している施術家です。
私もその領域までに達しているわけではありませんが、そういうことを日々意識して施術に臨んでいます。

筋・骨格以外もカラダ全体を原因を追究

痛み・不調の原因を筋・骨格の緊張や歪みだけに当てはめて考える施術方法はたくさんありますが、人間のカラダは筋肉・骨格だけで成り立っているわけではありません。
もっと深い部分から原因を追究していくなら筋肉・骨格だけでなく、内臓・頭蓋骨・膜(ファシア)・リンパ脈管系・神経などカラダの組織全体を観る必要があります。
さらにもっとグローバルな観点から観ていくと、生化学・精神・環境なども含めた観点も必要です。

そういう部分も観ることで初めて根本原因を追究することができると思います。

慢性化した状態が長ければ長いほど色々な問題が複数に絡んでいることがほとんどです。
これを少しずつ解きほぐしていくのが慢性症状改善に向けての近道です。

1つの原因・手技だけにこだわらないこだわり

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1つの手技にこだわることなく原因や状態に合わせたアプローチ方法を行っていきます。
筋肉が硬いから筋膜だけをアプローチすればいいというほど慢性症状の原因は単純ではありません。
慢性症状の期間が長ければ長いほど、複数の原因が絡み合っていることがほとんどです。

例えば、なかなかカラダの疲労が取れない原因として筋肉の緊張が確認できたとしても、それだけではなくビタミンCなどの栄養素が足りないことが原因のウエイトを占めていれば、それはビタミンCを取り入れなければなかなか改善しないでしょう。
このような場合、ビタミンCという栄養素を取り入れたうえで筋肉をアプローチすれば改善はより早まるといった感じで施術を進めていきます。

本質を追究

当院は手技の本質を追究します。
手技の本質は筋肉であれ骨格であれ、組織は違えど動きの悪くなっている組織を見つけ出し、そこに動きを与えることだと考えています。
その方法として様々な手技やテクニックが存在します。

沢山の手技が世の中には存在しますが、どれも一定の効果はあるでしょう。
「○○テクニックが良い」「○○療法でないと治らない」とかそんなことはないと思います。

私は手技においてはどんな手技でも構わないと思います。
重要なのは動きの悪くなっている組織を見つけ出し、そこをしっかりとらえてアプローチすることです。

手技の本質はテクニックではありません。
悪くなっている組織をとらえられることです。

この本質を私はもっと深くまで追究していきます。

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